前職時代の友人と

最終的に決まった仕様

シルク印刷がといどういうものかが同僚や先輩達も良く分かったのでミーティングは最終段階に入りました。印刷方式はシルク印刷に決まっていて、では色数は2色がいいのか3色がいいのかというところです。前に調べたところでは色数があまり多いと印刷料金が高くなってしまうので、その場合はフルカラーステッカーの方がいいとのことでした。以前勤めていた印刷関係の会社でシルク印刷の5色刷りという仕事をしたことがありましたが色が鮮やかで綺麗でしたね。でも相当高かった記憶があります。フルカラーステッカーに比べて色の彩度が高くて美しいという印象です。でも今回はそんなにお金をかけることができないのでやっぱり2色くらいかなと思います。デザインは一応2色で作ってもらって(誰に頼もうか・・?)見積もりの内容をみて決めようと思いました。チームのみんなにはそのように説明しました。すると、「そんなにお金出せないからなるべくシンプルにしようよ。」とのことでしたのでその線で行こうかと思います。こうして最終的にステッカーの仕様がきまりました。さて問題はデザインですね、誰に頼もうか考え中です。前の会社でも誰にデザインを頼むかでかなり悩みました。人それぞれ感覚や思考が違いますからね。できたデザインをお客様さんが気に入るか気に入らないかで仕事の進み方が変わってきますから大事です。お客さんに望んでいるデザインをよく聞いてきてそれに見合うデザインをしてくれるデザイナーを探すといった具合です。お客さんとクリエーターに挟まれる営業マンってたいへんなんですよね(笑)いまでは懐かしく思います。さてこれからデザインやってくれる人を探しますか・・・・。

前職時代の友人に会う

さてさて僕のサッカーチームでステッカーを作ろうということになったのはいいんですが、デザインは誰が作るのということが問題です。今の会社の同僚や先輩を含めてデザインができる人がいません。これは参りました。そこで前の会社の友達に会うことにしました。その友達はデザイン部門にいましたのでデザインはバッチリです。先日久しぶりに電話してその友達に会ってきました。ビールを飲みながら昔の会社の話で盛り上がっていました。でも印刷の業界も今はかなり大変のようで利益は出ないのに忙しいらしいです。印刷単価の下落でその分多く働かないと利益が出ないとのことで悪循環に陥っているようでした。そんな中僕たちのチームのステッカーのデザインを頼むのは何だか申し訳ないなと思ったのですが友達は心良く引き受けてくれました。そして「仕様はもう決まったのか?」とのことでしたので僕は「一応シルク印刷の2色刷りにしようと思っているけど。」と答えました。「じゃあイラストレータのデータで渡せばいいのか?」「レイヤーを作って2色に色分けしておけばいいかね?」「トンボはトリムマークをつけておけばいいよね。」と矢継ぎ早に言ってきます。僕も前の会社では営業をやっていましたのでこれらの用語はバッチリです。でも「そうイラレのデータでお願い。」「レイヤー分けしておいてくれるとありがたいね。」あと「トンボはカットラインを囲っておけばいいみたいだよ。今度お願いする予定の会社ではトリムマークは使ってないんだって。」と僕も応戦します。彼と話していると前職で働いていたときのことがよみがえるようでした。そして彼も今の環境の中で精一杯頑張っているんだなと感じました。こんな話をしながら実にうまい酒を飲んで久々の友達との会話を楽しみました。